お知らせ
- 2024.05.27 2024年 収支予算書
- 2024.05.27 2024年 事業計画
- 2024.05.27 2023年 収支決算書
- 2024.05.27 2023年 事業報告
ごあいさつ
会の設立から遡ること10数年、三江平原プロジェクトなどで会設立の基礎となる活動を行っておりました。時はまさに冷戦の最中、中国では文化大革命が終焉し、ようやく形ばかりでありましたが日中国交回復が行われた頃からです。中国へ技術協力というと、「なぜ共産主義国へ?」などと不思議がられたり、イデオロギーの面でも偏見の眼で見られたこともありました。その中での対応は極めて難しく、投げ出しそうにもなりました。今なら笑い話ですみますが「科学技術」という名称から、“技術の機密を漏らしているのではないか”などと疑いをかけられたこともあります。この様な極めて困難な時代に、日本海の政治バリアの氷解を夢みて交流に邁進した佐野藤三郎元亀田郷土地改良区理事長はじめ、先人の方々に敬意を表したいと思います。
会は新潟県と友好提携県省である黒龍江省から佐野さんを通じて技術交流の呼びかけがキッカケであり、組織的に行動する必要があり(社)日本技術士会北陸支部の技術士が設立しました。大部分が技術士で構成されていますが、「技術士」という枠にとらわれず、経験技能なども含めるため別団体としたものです。現在では、会の趣旨に賛同される一般の方々も多く会員として加わっています。
設立から現在まで会員のみならず、企業、団体の賛助会員の皆様からも支援していただいております。
これから北東アジアでは、国境を越えた取組みが一層進んでいくと思います。そんな中でご支援していただいている皆様に報いるためにも、技術を通じ細水長流の国際交流に一層の努力をしていきたいと存じます。
特定非営利活動法人 新潟県対外科学技術交流協会
理事長 中山 輝也
新潟県対外科学技術交流協会への入会のおすすめ
この法人の会員は、次の2種とし、正会員をもって特定非営利活動促進法(以下「法」という。)上の会員とする。
1. 正会員 :この法人の目的に賛同して入会した個人
2. 賛助会員:科学技術交流に賛助協力を目的とする団体、企業等
となっておりますが、経験技能を有する方、会の趣旨に関心のある方、賛同の方はどなたでも入会を歓迎しております。ご連絡ください。
基本方針 活動の具体的展開
- 近隣諸国との科学技術の交流。
- 近隣諸国の科学技術関連情報の蒐集、提供。
- 具体的活動
〔国内〕初歩ないし中堅の技術研修
〔国外〕技術協力・・・テクノロジートランスファー/技術者の派遣(OB技術者の短期派遣を含む) - 海外研修ツアーの企画
効果
- 科学技術交流による国内および新潟県・市の科学技術施策への参画。
- 技術者の社会的地位の向上と業務の安定化をはかる。
- その他
会費
正会員 1ケ年 3,000円
賛助会員 1ケ年 1口20,000円とし、1口以上
お申し込み
特定非営利活動法人 新潟県対外科学技術交流協会
〒950-0965 新潟市中央区新光町10-3 技術士センタービルⅡ 7F
TEL・FAX 025-281-1168